月別アーカイブ: 2013年11月

「ー複製技術の演劇ーパサージュⅢ」東京公演終了しました!

「ー複製技術の演劇ーパサージュⅢ」のこまばアゴラ劇場での公演が無事に終了しました。ご来場頂きましたお客様、関係各位に深く感謝申し上げます。大阪公演は、ホワイトキューブでの上演となります。また様子の違う「パサージュⅢ」をご覧頂けると存じます。引き続きよろしくお願いします!

「パサージュ3」初日あけました!

すっかりと、滞りましたブログですが、本日無事に初日をあけました。
朝ギリギリまでの調整が続きましたが、百戦錬磨の技術スタッフの
みなさんに、きっちり仕上げていただきました!
感謝、感謝の連続であります。
「パサージュ3」は
演劇と展示空間を揺れ動く奇妙な演劇となっております!
舞台上で自由に動いていただいてご覧いただく趣向です。
どんな内容かは、来て実際に確かめてください!
毎回、アフタートークを予定しております。
土曜日はチケットまだあります。日曜は残りわずかです。
みなさまのご来場心よりお待ち申し上げます!
11月22日(金)19時 西堂行人氏(演劇評論家・近畿大学文芸学部教授)
11月23日(土・祝)13時 木村絵理子氏(横浜美術館主任学芸員/ヨコハマトリエンナーレ2014キュレーター)
11月23日(土・祝)16時 太田宏氏(青年団俳優)
11月23日(土.祝)19時 柾木博行氏(演劇評論家・シアターアーツ編集長)
11月24日(日)14時 仲正昌樹氏(金沢大学法学類教授)

「パサージュ3」舞台美術の一部公開!

「パサージュ3」の舞台美術の一部をご紹介いたします!

写真1

大きなスクリーン幕をつっています。これは映像スクリーン幕です。

真ん中に穴があいていまして、そこから、ある「物」が

おりてくる想定です。おりてくるのは、「物」だけでなく

このスクリーン幕もおりてきます。

写真2

 

降りてきたスクリーン幕の穴からヒョイとでると、まるで水のなかにいる

人のようです。

これは舞台美術の一部です。どれくらい一部かといいますと、

他に8つの要素が想定されていますので、1/9です。

舞台美術としては、他に2つのプランが存在しています。

それはまた今度ご紹介します。

何をいっているのか、わかりにくいと思いますので、説明します。

舞台美術プランは通常いくつかでてくる中で、最終は一つにしぼられ、あとのものは忘れられます。

今回の一つのテーマは「忘れられた物」が語るということです。

なので、本来破棄されるべき美術プランも、すべて表現します。

勿論、スペースに限りがありますので、ある部分や、テキスト、映像を用いて、

表現します。このことは、美術にかぎらず、その他の要素も同様に扱われます。

結局、舞台にあらわれてきますのは、忘れられた或いはあるべき舞台の一部たちが、陳列、展示されることになります。その展示空間の中で、それらの「物」を鑑賞いただきながら、その「物」たちが演劇を試みようとします。

それでも、わかりにくいと思いますので、また、写真をふくめてご紹介していきます!

 

 

 

「パサージュ3」について

もう11月に入りました。わたくしは目下「パサージュ3」創作中です。この演劇は、俳優がでません!ええ!どうやってやるの!
このブログを読んでくださってる有り難い方は、きっとそうお思いでしょう。僕もそう思ってましたよ。実際。活字だけで考えていくタイプなので、途中で自分で自分が何をいっているのかわからなくなります。
ええ、ほんとに。でも多分大丈夫です。多分というのは、ですね、
俳優がでませんから、稽古という概念が成立しません!
じゃあ、どうするのってことなんですが、今、シコシコと、
美術と映像を作っています。音声もぼちぼち作り始めています。
それをですね、劇場と同じサイズで再現してみて、シュミレーションするっていうのが、今回の稽古でしょうか。
5日にとりあえず、舞台を組んでみるつもりです。そこで、ともかく
色々わかってくるはずです。
お客さんはその舞台にあがって見て頂く趣向です。
何か、特別することはありません。「立つ」か或いは「しゃがむ」です。
もっというと、立つ、しゃがむ、立つ(自由)です。
このシンプルな3つの動作で、ベンヤミンの哲学を語ってやろうという、大胆不敵な試みです。
こんな舞台って、紹介したいのですけど、一応裏をとってから、ご紹介いたします。5日以降に、情報をお出しします。
よろしくお願いいたします〜。